近畿圏の高速道路料金が新体系となります。

2017年度に近畿圏の高速道路料金体系が新しくなります。

国土交通省・社会資本整備審議会の国土幹線道路部会は13日、近畿圏の高速道路料金の見直しに向けた基本方針を大筋でまとめました。

現在は、阪神高速道路・近畿自動車道・名神高速道路などの各高速道路は、建設時のコストにより料金水準が異なったり、均一料金区間と距離制料金区間が混在しており、現行の料金体系を発着地点が同じであれば、ルートが異なっても同一料金とする対距離制とすることとし、今後、具体的な料金を公表した上で、2017年度に新体系を導入するとしました。

なお、基本方針では、混在している区間の料金を高く設定し、流れが順調な区間に車を誘導する仕組みを目指すほか、料金が急激に変動しないよう緩和措置の導入も盛り込まれました。