近畿圏の高速道路料金具体案発表
国土交通省より、平成29年度からの近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針案が発表されました。
料金体系の整理統一とネットワークの整備
○車種区分を5車種に統一。料金水準を現行の高速自動車道の大都市近郊区間を基本とする対距離制を導入し、必要に応じて激変緩和措置を実施する。
○阪神高速の淀川左岸線と大阪湾岸道路の延伸部整備に必要な財源確保の観点から、有料道路事業費の約5割を確保する為に、必要な料金設定をする。
管理主体の統一も含めた継ぎ目のない料金の実現。
○各高速道路会社とネットワークを形成している路線で、地方道路公社等の管理区間は、合理的かつ効率的な管理を行うため、地方の意向を踏まえ、高速道路会社での一元管理を行う。
○交通分散の観点から、大阪及び神戸都心への流入に関して、経路によらず起終点間の最短距離を基本に料金の決定をする。