「特車ゴールド」制度スタート
国土交通省は、「ETC2.0」装着車への特殊車両通行許可を簡素化する「特車ゴールド」の制度を1月25日より開始しました。
「ETC2.0」装着車を活用した「特車ゴールド」制度の導入により、渋滞や事故を避けた効率的な経路選択が可能となり、物流効率化への効果が期待されています。
業務支援用「ETC2.0」車載器を装着し、あらかじめ登録した車両は、大型誘導区間内であれば渋滞や事故、災害等による通行障害発生時の迂回ができ、輸送を効率化できます。また、許可更新手続きを自動化、手続きが従来に比べ簡素化されます。
「特車ゴールド」制度に関する注意事項。
(1)対象車両=業務支援用ETC2.0車載器を装着し、大型車誘導区間申請に適合する車両。
(2)利用方法は
・車両の利用登録(初回のみ)は利用約款等に同意し、車両番号やETC2.0車載器に関する情報を入力して登録を行う。
・特殊車両の通行許可申請は従来通り通行許可申請を行う。大型車誘導区間を経路に含む申請については、簡素化制度の利用確認メッセージが自動的に表示される。
(3)更新手続きの自動化・違反の場合の取扱=更新時には申請書を自動作成し、電子メールで申請者に送付する。電子メールの指示に従って更新に同意(ワンクリック)するだけで更新申請ができる。 但し、違反(重量や経路等)した通行が確認され、通知された場合は、自動更新はされなくなる。
物流効率が向上されますので、大型車を利用されている法人様はETC2.0の装着をご検討されてみてはいかがでしょうか。